極上のリフォーム

建具のリフォームにかかる費用とポイント

家の中には、引き戸やドアなど、多種多様な建具が使用されています。室内の建具は、室内を行き来する際には必ず使うものなので、その使用頻度の高さから劣化も早いです。汚れや軋みなどの不具合が生じたならばリフォームをする必要があります。今回は、建具のリフォームにかかる費用と、建具のリフォームの種類、そしてそのポイントを紹介します。

建具のリフォームの種類

建具のリフォームの方法は、大きく4つあります。ひとつが建具と一緒に建具の枠まで交換する方法です。大壁工法で作られている建具の場合、枠ごと交換する必要があります。二つ目が建具本体だけを交換する方法です。柱がむき出しとなっている真壁工法で作られていると、既存の柱を枠として利用できるので、本体のみの交換で済みます。三つ目がハンドルやクラッチなどの、建具の一部分だけを交換する方法です。最後が、障子やふすまなどの張替えで、こちらはリフォーム業者に依頼せずともDIYでできます。

建具のリフォームにかかる費用

建具のリフォームにかかる費用は、どのような方法で工事をして、どの建具を使用するのかによって変わります。建具の部品交換よりも、本体のみの交換の方が、本体のみの交換よりも枠ごと交換する方が費用は高くなります。また、建具の種類は、開き戸と折れ戸、そして引き戸に分けることができますが、開き戸、折れ戸、引き戸の順に費用は高いです。本体のみのリフォームの場合、9万円程度で済みますが、引き戸を枠ごと交換して取り付けるとなると50万円近くかかることもあります。

建具のリフォームのポイント

建具のリフォームでは、使用する部屋と目的によって建具を選ぶことが重要です。開き戸は、最も使用頻度が高く、価格も安いうえに気密性が高いため、寝室や勉強部屋に向いていますが、デットスペースが生まれてしまうのでスペースが十分確保できないならば選べません。折れ戸は、簡単に押すだけで開け閉めでき、スペースもとりませんが、手を挟みやすいので、小さな子どもがいる場合には向いていないでしょう。引き戸は、スペースをとらずに設置でき、開口部も広いのでバリアフリーに最適ですが、気密性が低いです。それぞれのメリットを把握して選ぶとよいでしょう。

建具をリフォームして快適な生活を

建具のリフォームのポイントは、リフォーム方法と建具の種類といえます。枠ごと交換する方が費用も掛かるものです。建具の種類によってメリットもデメリットも異なるので、家族構成や間取りに合わせて選ばなければなりません。建具のリフォームにかかる費用などを踏まえてしっかりと選び、快適な居住空間を作りだしてください。